
紅桜学園イケメン部!
第2章 突然の呼び出し
「じゃぁー自己紹介な」
「なっ・・・」
「逆らったら、俺らが退学にしちゃうよ?」
お色気ボーイがそう言うから、黙っておいた。
「はいはい!俺から俺から!みんな馬鹿だな!一番始めの人が一番覚えられるんだよ!」
ヘヘッと得意げな顔で言われてもね。
幽霊が怖い、キュートなウサギさんが喋った。
「俺は星野凛!女っぽい名前だけど、男だかんな!
そして幽霊とか宇宙人とかは、ぜんっぜん怖くないよ!」
さっき怖がっていたよね?
まぁいいや。どうでもいい。
「おじょーさん?俺は遠藤拓己だよ。まぁーこの中では『お色気担当』って奴だな。
体のお相手なら、いつでも…」
「「拓己!」」
凛くんと、茶色い毛の男の子が止めに入る。
