テキストサイズ

甘いキスを永遠に

第20章 25歳の元哉

「麻実、愛してるよ」


元哉の『愛してる』ここぞと言う時に言ってくれるから結構くる。


私はぎゅうっと胸を掴まれた感覚に襲われ涙腺が緩んだ。


そして唇に優しく重なる元哉の唇は極上に甘かった。


超ベタな浜辺のキスなのに私には甘くまぶしい最高のキスだった。


元哉が堪らなく愛しく思えた。


もう離さないで…


あなたに恋焦がれ狂おしいこの切ない気持ち…


ちゃんと元哉に届いている?


私は今の気持ち絶対忘れたくないと思った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ