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甘いキスを永遠に

第22章 サービスエリア

あれから元哉は珍しくきちんと計画らしきものを立てて、旅館を予約した。


そしていよいよ出発の日。


「麻実ちゃん、一泊なのに荷物多過ぎ」


元哉は私のバッグ見て呆れてた。


「だって、女は化粧品とか色々必要なの!」


必死に言い訳したら、フッと笑われた。


「まっ車だからいっか」


私のバッグと元哉のバッグを片手で軽々と持ってくれ、私は身軽のまま玄関に鍵を閉めた。


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