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甘いキスを永遠に

第22章 サービスエリア

来る…


握られた手に力がこもり、瞳を逸らさず舌で唇をゆっくり舐めながら顔を近づかせたからとうとう目を瞑った。


すると…


「やっぱりやめた」


目を開けるとクスクス笑っている。


信じられない…


からかってるんだ。


「早く食べな」


とお茶を飲みながらあっさり言う元哉。


頭に来て、残りのフランクフルトに思い切りかぶりつき一気に食べきり、ペットボトルのお茶で胃の奥に収めた。


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