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甘いキスを永遠に

第30章 帰り

結局、この辺りならということで蕎麦を食べた。


元哉はダシが良いと褒めていた。


高速に乗ると異常な眠気が私を襲った。


でも、運転してる元哉に悪いから必死で起きていようと、軽快な音楽を掛けたりして頑張った。


それでも眠かった。


「麻実…寝ていいよ」


「…ん、大丈夫」


「無理すんな。大丈夫、着いたら起こしてあげるから」


「ダメだよ…」


「麻実の可愛い寝顔見せて」


片手で頭を撫でられたらもう限界で瞼が下りてしまった。


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