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甘いキスを永遠に

第34章 年末年始

近くの神社まで10分程度…


私達は除夜の鐘を耳にしながら、突き刺す寒さに耐え身を寄せて歩いた。


神社に着くとチラホラお詣りの人達が既に行き交っていた。


「ねえ、年明けた?」


元哉に尋ねるとチラッと腕時計を出し時計を見た。


「麻実ちゃん大変だ!後1分だ」


なんだか急に慌ててキョロキョロしだし、私の肩を抱き神社の隅に移動した。


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