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甘いキスを永遠に

第35章 誕生日・1

『元哉特製会席料理』

『元哉冬のお楽しみデート』

『元哉スペシャルオイルマッサージ』

『元哉極上スイートキス』

『元哉ととろける熱いエッチ』

紙にはそんな事書いてあった。


「この中から選ぶの?」


「うん!選んでよ」


ウキウキした顔で私が選ぶのを待っている。


私は可笑しくなった。


こんなプレゼントなんて元哉以外思いつかないだろう。


「全部!」


私は紙を全て取った。


「麻実ちゃん、欲張りだ」


元哉は笑った。


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