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甘いキスを永遠に

第47章 生涯を君に

「麻実ちゃん」


突然声がした。


麻実ちゃんと呼ぶ男の人は一人しか居ない。


私の視界に見覚えのある靴が見えた。


私の心に空と同じくらいの明るく優しい水色が広がってきた。


私は期待して顔を上げた。


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