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甘いキスを永遠に

第67章 たまには

「麻実ちゃん…」


元哉が顔を覗き込むから余計心拍数が上がった。


「腹、減んない?」


え・・・・?


もうっムードない!


「何食べたいの?」


私の声のトーンは下がり気味だ。


「麻実ちゃん」


と応えて、間髪入れずにちゅっと優しいキスをくれた。


「やだ…」


私は猛烈に照れくさくなって多分体中真っ赤だ。


「可愛い、俺の奥さん」


クスクス笑って、私の頭を撫でた。

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