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甘いキスを永遠に

第71章 教育方針

「海…お月見のススキ取りに行こうか」


「いいよ」


私達は二人でススキが生い茂る野原に出向いた。


日が暮れる時間、海と二人で笑いながらススキを取っていた。


「麻実~!海~!」


何処からか元哉の声が聞こえた。


高いススキの間から元哉の姿が見えた。


「元哉、ここだよ~!」


「お父さ~ん!」


元哉は笑顔でこちらに向かってきた。

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