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甘いキスを永遠に

第79章 何事もなく

仕事が終わり、元哉と私はいつものように私の車で帰る。


車で2分程の距離。

特に話すことはない。


自宅車庫に車を入れ、エンジンを止め、車を降りようとした。


「麻実…」


元哉がいきなり私の手を掴んだ。


元哉の目が真剣で怖くなった。


「何?話なら家に入ってからでいいでしょ」


そう言うと、元哉は掴んでいた手を離した。


私達は自宅へ戻った。

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