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……僕
ゔゔん、いや俺の名前は高橋二人と書いて『たかはしにいと』と読む。

俺の口癖はめんどくせぇ～やりたくねぇ～後でやるわ～今度やるわ～とダラダラとした事しか言わないニートな男子20歳。


しかし、こんな俺にも付き合って三年にもなる彼女がいる…
俺はなんでもかんでもこの三年間彼女に頼ってきた。


付き合い初めはまだ17歳と言う事で学生だったため別にニートといっても学生ニートな訳で働かなくても親がおこずかいをくれていたし特にお金に関しては気になりもせず毎週彼女とデートして普通に過ごしていた…。


しかし、今、20歳となったら訳が違ってくる。

こんな働きもしない彼氏をみて彼女はどう思うだろうか？そんなのは言うまでもなく、違う人みつけなきゃとか、別れようかな？とか…

しかし、愛しているし相手も愛してると思うから別に焦らないてかなに一つ焦ろうとしない俺…。

これまで何回別れ話をしてきた事か…
その度にやり過ごしてきた。
しかし、これは彼女の優しさともきずかない俺。

どーせまた別れ話されたってなんなくとやり過ごせるだろうと思っていた…。



ある日の夜中携帯電話が鳴った、
夜中の静けさに俺の着うたが響く。
俺はなんだよーこんな夜中にと思いつつ、いつもならこんな時間にかけてこない彼女からの電話が嬉しくすぐ電話に出た。


彼女、『もしもーし』
俺、『どしたー？』
彼女、『こんな夜中にごめん。てか、もう別れよ？』

なんだよまたそんな話かと思いそっけない態度で俺はムッとした。

俺、『は？こんな時間に言う事かよ？』
彼女、『もう限界なの働きもしない人とどーやって将来のこと考えろと？私は幸せな家庭を築いて不自由なく過ごしていきたいのそーゆーことを考えるとにいとの事は愛してるけどもう無理なの…。』


俺は彼女の正論と電話越しに泣いてる声を聞き何にも言い返せなかった…。


次の日、
俺と彼女は会った。

俺はこう切り出した『一ヶ月だけ時間をくれ。』
『そしたら、必ず就職して…』

彼女、『じゃあ一ヶ月だよ…それすぎたら本当に別れるから…分かった？』

俺は首を縦に振りうなずいた…。