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ふたりのカタチ

第10章 優しい声

「はっきり答えてくれないと…襲っちゃいますよ?」
「!!……嫌いって言っても!?」
「そ♪イケナイことみたいでコーフンするでしょ(笑)」
「バカ…///……もし…好きって言った…ら?」
「そん時は…優しく襲っちゃいます♪」

そう言ってソファの背もたれに私を押し付け、キスできるくらいの距離まで
顔を近づける…

「もうやめよっか…嘘つくのは…」
「…」
「言って…?」

近づけた顔をそらし
首と肩に顔を埋めて
耳元で優しく囁く…

「好きだよ…彩乃…」

吐息まじりの声に背中がゾクッとした

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