
スケットダンス ─桜の葉が咲く頃に─
第5章 生徒会メンバーとの遭遇
椿「会長。お知り合いですか?」
安形「ああ。中学時代の友人の妹なんだよ」
道流「安形はあいちゃんのことを沙綾ちゃんと同じくらい溺愛してるんだよ」
「道流先輩……。それは」
道流「ああ……。今のはここだけの話にしといて。安形の溺愛振りも凄いけど、あいちゃんの兄、雄哉も凄いから」
ヒメコ「そうなん?」
「うん。最近はマシになってきたけど、私達は連れ子同士なのに昔からお兄ちゃんは私に男を近づけなかったの。安形先輩と道流先輩だけは違ったけど」
そう。だからこそ、私は安形先輩に恋をした。妹としてしか見てくれない安形先輩に。
安形「ああ。中学時代の友人の妹なんだよ」
道流「安形はあいちゃんのことを沙綾ちゃんと同じくらい溺愛してるんだよ」
「道流先輩……。それは」
道流「ああ……。今のはここだけの話にしといて。安形の溺愛振りも凄いけど、あいちゃんの兄、雄哉も凄いから」
ヒメコ「そうなん?」
「うん。最近はマシになってきたけど、私達は連れ子同士なのに昔からお兄ちゃんは私に男を近づけなかったの。安形先輩と道流先輩だけは違ったけど」
そう。だからこそ、私は安形先輩に恋をした。妹としてしか見てくれない安形先輩に。
