
スケットダンス ─桜の葉が咲く頃に─
第5章 生徒会メンバーとの遭遇
安形「で、どうすんだ?」
「え?」
安形「お前、何か用事でもあるんじゃないのか?」
「えっと……」
じっと見つめてくる安形先輩に微動だにしないあい。そこに空気を読まずに話を振る丹生美森。
美森「せっかくお知り合いなれたのですから今度のお休みの日にパーティーでもしませんか?」
「パーティー?ですか」
美森「ええ。如何ですか?会長」
「……」
安形「面白そうじゃねぇか。やろうぜ、ミモリン」
美森「わかりましたわ。楽しみにいらしてね、あいちゃん」
「……あ、はい。安形先輩、お兄ちゃん誘っていいですか?」
安形「雄哉?じゃあ、俺が誘ってくよ」
「……。お願いします」
そう言うと、あいは一人生徒会室を出て行った。その後を追う人がいることに気づかずに。
「……会えるだけでいいって思ってたのに、実際に会うともっと先輩のこと、知りたいって思って……。美森先輩のこと、あだ名で呼んでたし……」
考えたって仕方ないこと。きっと、仲間として接してるはず。
それに今から生徒会に入れるわけじゃないしね。
「え?」
安形「お前、何か用事でもあるんじゃないのか?」
「えっと……」
じっと見つめてくる安形先輩に微動だにしないあい。そこに空気を読まずに話を振る丹生美森。
美森「せっかくお知り合いなれたのですから今度のお休みの日にパーティーでもしませんか?」
「パーティー?ですか」
美森「ええ。如何ですか?会長」
「……」
安形「面白そうじゃねぇか。やろうぜ、ミモリン」
美森「わかりましたわ。楽しみにいらしてね、あいちゃん」
「……あ、はい。安形先輩、お兄ちゃん誘っていいですか?」
安形「雄哉?じゃあ、俺が誘ってくよ」
「……。お願いします」
そう言うと、あいは一人生徒会室を出て行った。その後を追う人がいることに気づかずに。
「……会えるだけでいいって思ってたのに、実際に会うともっと先輩のこと、知りたいって思って……。美森先輩のこと、あだ名で呼んでたし……」
考えたって仕方ないこと。きっと、仲間として接してるはず。
それに今から生徒会に入れるわけじゃないしね。
