Hな片想い♡
第14章 過去
ついた場所は
てんべっくるだった
しかし、小さい場所で
昔使われていたところらしい
「ここで、二人きりで
お話してください
終わったられんが私を呼びますので
それまでは来ません」
「あの、仕事は…」
「……ごゆっくり、」
質問には答えず
高垣さんは立ち去った
そして、二人だけの空間
「…なんで熱愛がばれたか
話せるとこまで話してくれる?」
そういうとれんは素直に
小さく頷き、小さな声で語りはじめた
「彼に、番組終わりに、
手紙を渡されて…
中を見たらデートの誘いだった
今夜10時に会おうって
それで10時に指定された場所にいった
そしたら彼がきた
彼も私も、変装してたから
ばれないと思ったらばれた…」
「……うん」
自分から聞いたくせに
書ける言葉が見つからない
「どこにいこうとしてたの?」
「彼の家…
彼にエッチしたいって言われたから
いいよっていった…」
「家に向かう途中でばれたんだ…」
「うん…」
「大変だったね…」
「入ってた三ヶ月分の仕事は
全部白紙になった…
彼は人気だから、
ファンにも叩かれて…」
「それは辛いね…
随分痩せたもん
なにも食べてないんじゃないの?」
「辛いよ…祐介…
でも一番辛かったのは…」
「なんでも言いな?
溜め込まない方がいい」
「高垣さんに言わないでね…」
「うん」
てんべっくるだった
しかし、小さい場所で
昔使われていたところらしい
「ここで、二人きりで
お話してください
終わったられんが私を呼びますので
それまでは来ません」
「あの、仕事は…」
「……ごゆっくり、」
質問には答えず
高垣さんは立ち去った
そして、二人だけの空間
「…なんで熱愛がばれたか
話せるとこまで話してくれる?」
そういうとれんは素直に
小さく頷き、小さな声で語りはじめた
「彼に、番組終わりに、
手紙を渡されて…
中を見たらデートの誘いだった
今夜10時に会おうって
それで10時に指定された場所にいった
そしたら彼がきた
彼も私も、変装してたから
ばれないと思ったらばれた…」
「……うん」
自分から聞いたくせに
書ける言葉が見つからない
「どこにいこうとしてたの?」
「彼の家…
彼にエッチしたいって言われたから
いいよっていった…」
「家に向かう途中でばれたんだ…」
「うん…」
「大変だったね…」
「入ってた三ヶ月分の仕事は
全部白紙になった…
彼は人気だから、
ファンにも叩かれて…」
「それは辛いね…
随分痩せたもん
なにも食べてないんじゃないの?」
「辛いよ…祐介…
でも一番辛かったのは…」
「なんでも言いな?
溜め込まない方がいい」
「高垣さんに言わないでね…」
「うん」