無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「光！なんで！なんで！なんで…」

「由奈！しっかりして！」

「建先輩…止めなきゃ！止めなきゃ！
建先輩は遊ばれてるの！
光！止めに行かなきゃ！」

「由奈！いい加減にしなよ！」


光は怒鳴りつけるかのような口調で
私を鋭い目で見つめた


「……だって、建先輩
遊ばれてるんだよ？」

「そんなこと…わからないよ
由奈、おかしいよ？」

「たいむらいんでまわってきた
二人のキスプリ。
あの女がまわしたにきまってる」


「……え？」

「光…どうしよ…
それなのに、あそばれてるのに
高橋は建先輩が最低だって!!」

「由奈…考えても仕方ないよ
取り敢えずもう…帰ろう？
送るから」

「……うん」


私の沈んだままの気持ちを
包むかのように光は家まで
送ってくれた