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Hな片想い♡

第17章 聖なる一夜

「またね…」


二時間ほどで沙由里は
うちから出て行った

やり終わったあと
いつもさみしそうな顔をする


「またね、沙由里」


俺がそういうと彼女はいつもより
少し小さく見えた背中をむけた


「待って!沙由里!」

「ん…?」


俺は後ろから沙由里を抱きしめた


「そんなにさみしそうにするなよ…
また明日ね」

「…うん、建大好き」


沙由里は満足そうにして
帰って行った

最近思う。







正直重い。






ちゃんと愛してるはずなのに
重くて愛がさめるときがある。


小さくため息をつきながら
自分の部屋のベットに寝転がる

沙由里のぬくもりが
かすかに残っていた。

そのぬくもりをかき消すかのように
俺はある人に電話をした


「……あ?もしもし
由奈ちゃん?」

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