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「建先輩?!何かあったんですか?!」

「そんな大袈裟な笑
由奈ちゃんどうしてるかなって思ったの」

「…え？
私は10分前まで寝てましたよ
声ガラガラじゃないですか？笑」

「全然っ
いつも通りだよ」

「建先輩は？」

「え？俺？
えー、聞きたい？」

「聞きたいです！」

「彼女とエッチしてたー」

「……え？
…ハハッ…その…」

「冗談だよ！
由奈ちゃん間に受け過ぎ笑」

「あっ！なんだ冗談ですか！
もう反応に困ったじゃないですか！」

「冗談冗談！
俺はサッカーしてたよ〜」

「建先輩、本当にサッカー
大好きですよね」

「もちろんっ♪

あっ、そうそう
あとちょっとだね
12月24日まで」

「そうですね
今日が10日ですから
あと二週間ですね

早いな〜
この前あと三週間って
思ったばっかりなのに…」

「楽しみにしてるね！」

「私もです！」

「あ、それじゃあまたね
おやすみ」

「おやすみなさい！」


電話を切ったあと
軽く笑みを浮かべた

俺と秀夜でうけた性へのトラウマは
一体どうなっているのだろう

松崎由奈が泣き叫びながら
抵抗する姿が目に見える。