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Hな片想い♡

第17章 聖なる一夜

複雑な思いを抱える

沙由里先輩はもうすぐ
卒業。

自然消滅を望めないわけではない
てかきっと自然消滅する。

そんなことを望んでいる自分がいることが
とても嫌だった。


「…好きな人の幸せが
自分の幸せだなんて嘘……」


建先輩と沙由里先輩がラブラブしてるのを
黙って見てるのは悔しい。

けど先輩に気がないのは
分かってるからこれでいいのかもしれない。

メールできて、少なからず
ほかの一年生より仲良くできてるから
幸せなことなのかな。

そうはいっても…
もしかして自分のことを
好きでいてくれてるんじゃないか

期待してしまっている自分もいた。

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