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Hな片想い♡

第17章 聖なる一夜

勢いよく
ベッドから起き上がる

汗もすごいかいてる…
冬なのに


「夢か……」


安心して胸をなでおろす

なでおろした手には
水滴がついていた


「泣いてる……」


すごい泣き方をしていた
夢にしては派手すぎるくらいに

だけどこれは夢だと
ちゃんと理解と確認をすることができて
私は少し安心した

しかしその晩からは
寝ることが怖くなった

寝ようとすると
あの日、川原に襲われたことを
思い出して上手く寝れなくなった

性に対する恐怖は、
どんどん大きくなっていった

そして私は思う

もう誰かと体を重ねることは
二度とないんだろう。と。

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