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真っ赤な家庭

第4章 嘘




「……た」


「…た」


誰かの声が聞こえる。


心地のいい声…


「……なた」


「……な…た。」


「あなた。」





びっくりして起きた。



鮮明に聞こえたが夢か…





…ん?



なんだ?



この感触…


布団のなかが、おかしい。



自分の手が…



自分の手に何か滑りを感じたので、異様に思い手を見た。





自分の手が真っ赤だった。



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