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ベッドの上だけの彼女

第1章 セフレの関係

「あ、そうだ。美咲、ピルって、飲んでる?」

いきなり、予期せぬ質問をされて、私は否定した。

「そんなの、飲んでないよ。」

ピル.......
避妊するための薬。

ゴムさえしてれば、必要のないもの。

賢太は、なんだかニヤついていた。

「俺の、知り合いに風俗で働いてるやついてさ、ピル飲んでるらしいじゃんね。それで、それがあると中だしできるってきいてさ。中だししたかったら、相手に飲ませなよっていわれて、いつでもくれるっていってたから、

美咲、ピル飲んでくれない?」


衝撃的だった。

知り合いに、風俗やってる人なんているの?
しかも、そのピルを、私に、飲ませようとしてる…

「か、彼女いるんでしょ?彼女に、飲ませたらいいじゃん。私は、ゴムでいい。」


そういうと賢太はにやついた。

「そんなこと、彼女に頼めるわけないでしょう。セフレにしか、こんなこと頼めないよ」


..........セフレ。

「わかった。」

断ったら、賢太が離れる気がして。

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