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ベッドの上だけの彼女

第1章 セフレの関係

いつものように、
私の足を開いたまま、

私の中から賢太の出した、精液が垂れてくるところを、賢太は見ていた。

.....私、何を勘違いして、

また同じことをやってしまってる。

虚しさが、また襲ってきた。

私みたいなやつ、もうどうしようもないよね。

悲しくても、賢太を目の前にして
私は、泣けないーー。


ゴムしようよといっても、前みたいにまた気を悪くさせてしまうだけだ。


「美咲、最高だった。」

満足そうに、賢太は笑った。

「ちょっと休憩して、またやろうぜ。」

そういって、とりあえず喉が乾いたと、キッチンへ行こうとした賢太は、私が、床に脱ぎ捨てた上着に、
引っ掛かった。


「うわっ、滑った。」

そういって、上着を持ち上げた。
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