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先生。

第3章 ◯ 黄色い朝食

「きゃっ」




本日何度目かになる叫び。




待っていましたとばかりに、満足げに口角をあげ、わたしを上から堪能する拓。

…ドがつくSだ。





「たまんねー。」





わくわくしているとき語尾が嬉しそうにあがるくせは、4年たったいまも変わらない。

とろけそうな、滲む世界の中で、ぼんやりと耳をゆらす声を聞いていた。





すると突然




「…ふっ、ああん!」






今まで無防備に開け放されていた下半身に、甘美な刺激が与えられた。






「ふっん、はぁっ…あんっ!」


たっぷり時間をかけて焦らされて濡れた秘部は、表面をかすめていくだけのわずかな刺激にも敏感になっている。

秘部にあてがわれた拓の左手。





何の予兆もなく始まった、ぬめりけをすくうかのように動き回る指の動きに、わたしの体の全神経が


快感の喜びに震えた。





「くふぅん…はっ…」





わたしだって……








タマラナイ。

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