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先生。

第3章 ◯ 黄色い朝食


「はぁっ…はぁ…」




肩で乱れた息を整え、快感の波がおちつくのを待つ。

ぼんやりと薄らぐ意識の中で






さきほどまで刺激を与えられていた場所に、何かかたいものが押し当てられたのを感じた。




「あ…」




覚えのある感触に、ドキリと胸が高鳴る。




「あおい…」




甘い声は行為のときのみに聞ける、極上の音楽。

愛しい人のささやきに、わたしの耳は一気に熱をもつ。




「た…く……」




恥ずかしさでとけてしまいそうな私に




「愛してるよ。」




今日も恋人は、愛を与え続ける。

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