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WONDERな世界

第3章 WONDER LAND -EPISODE #2-



 「えぇ。
  ―悠よ。兎さんは?」


 「カインとでも呼んでください」


彼―カインは左手を胸に当て頭を下げる。
まるで貴公子のようで綺麗だった。



    「よろしくね。カイン」




私は再び彼に微笑む。


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