テキストサイズ

WONDERな世界

第7章 WONDER LAND -EPISODE #6-



 「なんで力が弱いんだよ?」


























  「まだ血を飲んではないから」


























声がする方を見ると彼女が居た。
彼女は俺に近付き包帯を巻いてある
傷口に手を翳す。


 「傷つけてごめんなさい。」


彼女が翳している手が光輝く。
みるみる内に傷口から出ていた
血は消え、傷口がなかったかのように
消える。

 「私がまだ完全なヴァンパイア
  じゃないから骨が折れていなく
  良かったわ」

俺の脇腹を軽く触り傷を癒す。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ