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適当詩

第2章 2

「信号」

間に合わない

走れ

走れ

点滅が







と減っていく

走れ

走れ

間に合わない

赤信号は止まれ

渡っちゃいけないんだ

走れ

走れ

間に合わない

ゼロになったら

おしまいだ

さあ








ああ

よかった

今日も

僕は間に合ったよ


明日も間に合うかなあ

明日も渡れるかなあ

赤信号が

僕のことを

止まれ

っていう前に

赤信号が

僕のことを

おしまい

っていう前に

明日も

間に合うかなあ

走れ

走れ

明日も




おわり。

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