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適当詩

第9章 9

「おやじの闘魂」

そのときは
突然やってくるぜ
お前の勝負のとき

目の前に
並んだ強敵共に
背けたくなるけど
負けるんじゃないぜ
ハッタリでもかましてやれよ

そのときは
突然やってくるぜ
お前の背中を叩くとき

中央突破で
蹴散らしてやれ
奴等は大したことないぜ
根性てのは
使うなら今だ

そのときは
突然やってくるぜ
お前が涙するとき

嬉し涙か
悔し涙か
どっちでもいいぜ
俺が必ず受け止めてやるから

そのときは
突然やってくるぜ
俺の勝負のとき

腹くくって
倒れるなら前倒れ
背中をしっかり
焼き付けやがれ

ああ

お前が男でよかったな
俺が男でよかったな

勝負が済んだら

風呂でも一緒につかろうか

終わり。

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