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ポーカーフェイス

第7章 夢覚めて

時計を見ると朝の9:30。


今日は土曜日で休日。


明日模試があるから、その勉強でもするか。


私は全国模試で上位の常連になるほど頭がいい。


幼い頃、死に物狂いで英才教育などを受けたりしていて、とりあえず高校終了までの授業は一通り理解している。


こんなに頑張っても、父親は誉めてくれなかった。


それが悔しくて更に頑張るけれど、私は出来損ないと言われ、どうすることも出来なくなっていった。


今はその呪縛から解かれ、姉と2人で自由気ままに生活している。

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