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もっと求めて・・・

第4章 玩具

「面倒みろっていわれても何をすればいい?」


『ご飯作りから性欲処理までかな、』


「帰ります さようなら」



玄関のドアに手をかけようとしたその時・・・


ピッ、ピピッ


聞こえてきたのは携帯の電子音



『もどれ、見られたくないだろ?』


「・・・・・・・・・!」


『今朝寝ている間のも録っといたから 
ここでどこかに行くのはかしこい選択とは言えないな』


「わかったよ めんどくさいな」


『もっと快く引き受けろ 見せるぞ』


「喜んで・・・いや悦んで引き受けさせていたただきます」


『それでいい じゃあなにをしてもらおうかな
とりあえず朝御飯だ 腹減った』


「はいよ 朝はパン派?ゴハン派?」


『アイス派。』

 
「それじゃあ栄養ないからダメ
ご飯にしとくけど炊いてある?」 


『一応炊いてあるけど・・・』


「じゃそれにするね!
ふりかけとかは?」


『あるわけねぇだろ
料理できないんだから』


「いや 料理ができないからこそふりかけは必要でしょ」


『もういいじゃねぇかアイスでよ
めんどいし』


「ダメだよ 私コンビニ行ってくるからちょっと待ってて」



バタン



私は家を出て近くのコンビニに向かった

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