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疑惑?ホモセクシャル

第6章 捜索

「…まぁそれはいいとして……」
葵先輩が言った。

「由紀ちゃんの事、じぇんとるがすごく心配してたけど……」

「え……」

…やっぱり?
私は心の中で呟く。

そもそも私を追いかけて探しに来てくれるぐらいだから…
…また心配させちゃったか……。


「じぇんとる、呼んで来ようか??」

その葵先輩の提案は断った。
そして、私が今知りたいことを質問した。

「高田先輩って……どういう人なんですか??」

小学校は一緒だったけれど。
私は高田先輩のことを何も知らない。

ホモの傾向があるのももしかしたら元からなのかもしれないし……

葵先輩だったら、何か知ってるかも。
そう期待したけれど………

「…ごめん。私もよく分かんない。
そもそもあまり高田と仲良くないから……
小学校同じって訳でも無かったし、中学校入ってからも同じクラスになったこと無いしね……
…ごめんね。」

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