テキストサイズ

赤い印

第3章 神谷vs海部

「か、神谷君!?」
私は反射的に
舐められた部分を手で押さえた。

「ん?」
悪びれもなくニコッと笑う。

「神谷先輩…?」
雄治が神谷君を睨む。
神谷君はしれっとそれを受け流た。

「なぁ、佐倉。俺も下の名前で呼んで?」
「え?どうしたの急に?」
いつもより低めの声で
ドキッとする。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ