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素直じゃなくてごめんね。

第2章 隣の席


私は 教室に入るなり机に突っ伏した

「も~ ホント菜月は出雲君となると すぐに喧嘩腰になるんだから」

若葉が呆れたように言う
「でも 菜月ちゃんだけが悪い訳じゃないよ。この場合はお互い様っていうんじゃない?」

詩織が少し私を庇いながら言う

「う~ 私だって喧嘩がしたくてしてるんじゃないもん!何かアイツの顔見てるとイライラするんだもん!!」

私は机に突っ伏したまま答える


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