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素直じゃなくてごめんね。

第10章 夏休み


「久しぶりだね?えぇ~っと……?」


風間 晃が姫川を見ながら名前を思い出そうとしている

(多分…この口調からして俺は晃の方だと予測したが 実際はどっちがどっちだかわかんねー てか ホント顔と声が似すぎてある意味キモい…)



すると 姫川は


「あたしの名前は姫川 若葉 えっと…風間……晃…君で合ってる?」


「うん 合ってるよー」



風間 晃はニコニコしながら答える



「この前はごめんねー 葵が迷惑かけてー」


風間 晃が姫川にそう言うと横から


「は?別に迷惑かけた覚えねぇし てか どうして君がこんなところにいんの?」


そう言いながら 風間 葵が俺を横目で睨んでくる



(何で俺がこんな奴に睨まれないといけないわけ?)


俺は少しイラッとして 俺も風間 葵を睨みながら


「それはこっちのセリフだ お前こそ何でこんなとこにいるわけ?」





そして 俺と 風間 葵の間に火花が散った瞬間……


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