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素直じゃなくてごめんね。

第10章 夏休み


「お待たせしました~!!コーラ2つにお好み焼き2つです!!」


菜月が勢いよくカウンターから飛び出してきた


(コイツって ホント…タイミングが良いのか悪いのか……)


そして 菜月は一目散に兄貴の方目掛けて走って行く



(おいおい…俺らのことは無視なのか?!)




「はぁ~~~」


俺はまた 深い溜め息をついた



すると さっきまで俺の事を睨んでいた風間 葵が


「ねぇ あの人…誰…?」




と 兄貴に目線を移して俺に聞いてきた




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