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素直じゃなくてごめんね。

第10章 夏休み

~菜月side~


私は お好み焼き2つとコーラ2つを手渡された瞬間に 大輝さん目指してダッシュした


「お待たせしました~!!コーラ2つとお好み焼き2つです!!」


私は満面の笑みで大輝さんに手渡した



「ありがとう なっちゃん♪でも あんまり急いでると扱けちゃうからゆっくりでいいんだよ?」


大輝さんは私の頭に手を乗せてポンポンと優しく二回たたいた


(大輝さんは いつも私の事を心配してくれるんだよね… でも 大輝さんが私にこうして優しくしてくれるのは 私を“妹”として見てるから…なんだよね……)


私は下を向いて 唇をキュッと噛んだ




そうして私が 大輝さんに頭を撫でてもらっていると後ろから









「久しぶりだね 菜月?」






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