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素直じゃなくてごめんね。

第11章 文化祭

~晃side~



(………あおい…アオイ…葵!!)


俺は心の中で 必死に葵の名前を叫び続けた


(いつも 一緒だった…何をするにもずっと……俺は 葵さえいてくれればいいってずっと想ってた…なのに……なのになのになのに!!俺は 俺から葵を奪おうとする あの女が憎い…
憎い憎い憎い憎い)


俺の中で 桜田 菜月に対する感情が “憎悪”に変わっていった瞬間だった…




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