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素直じゃなくてごめんね。

第11章 文化祭

*文化祭当日*
~菜月side~


「ふぁ~~」

私は 大きな欠伸をしていた



「お疲れ 菜月!!」

「お疲れ様 菜月ちゃん」


「お疲れ~ 2人共~」



私達は今 休憩中


「私達のクラス 結構繁盛してるよね?」


「うんうん!!何でかなぁ?でも 繁盛するのはいいとして 私もう疲れて動けないよ~」


「何言ってんの!?菜月!!これからが稼ぎ時じゃない!!」


若葉は 拳を握り締め 燃えていた…


「若葉は凄いよね…いつでもちゃんと必死になれる…」


私がそう呟くと


「何言ってんの?みんながいるから あたしはこうして楽しくやれるの!!菜月は 楽しくないの?」



私は 思い切り頭をブンブンと振って


「そんなことない!!」


私は必死に 若葉の言葉を否定した



すると 若葉は


「だよね♪」


と言ってクスクス笑った


そして 私と詩織も 若葉と一緒に笑い出した




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