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「おい そろそろ休憩終わるぞ」


出雲は伸びをしながら私達にそう言った


「出雲君も大変だねぇ？女の子達にモテモテで♪」


若葉は凄いニヤニヤ顔


「へぇー 出雲ってモテるんだ？」


「は？別にモテてねぇし。てか 俺からしてみれば ただ煩いだけ」


「………なっ…ひどっ！！」



「別に酷くないだろ？俺にだって選ぶ権利ぐらいあるだろ。何で 好きでもない奴にそんな優しくしないといけないわけ？」

出雲はそう言いながら呆れ顔


「……出雲って 好きな人とかいるの？」


私が この言葉を言った瞬間 一瞬だけ この場の空気が凍ったような気がした



（…………え…な……何？！）