
先輩、好きです。
第3章 先輩
〜生徒指導室〜
先生「・・・・・・先生の言った事覚えてるか?」
すっかり呆れてしまった先生は、静かに淡々と話す
「・・・・・ごめんなさい」
先生「もういい。罰としてグラウンド100周してこい」
「100周ですか?!」
先生「そうだ。優しい方だろ?」
先生の目は怒りに満ちていた
「・・・・はい」
頑張ろう…
先生「そうだ。お前と同じ罰を受けている奴が居る筈だから、その生徒と一緒に走ってこい」
「はい・・・行ってきます」
私は沈む気持ちを必死に堪え、グラウンドへ向かった。
