
大切な人*
第2章 no.2*
それから、しばらく2人とも
黙ってしまったので、私は必死に
話題を作ろうと、頭を猛スピードで働かせていた。
そして、先に開いたのは
あの男の子だった。
「あのさ、君名前なんて言うの?」
しまった…
自己紹介のことなんてすっかり忘れていた
「ごめんなさい!!!
自己紹介するのすっかり忘れてました!
えっと、私は谷中 彩です!!!」
「へぇー♪
タニナカ アヤか!!
いい名前だなー(o^^o)
俺は、山下裕樹。」
///私は照れまくってさっきより
顔が火照って、もう顔をあげれなかったが
すぐに、バレてしまって、
「ぷっ…
あっはははははー!!!
どうしたんだお前?
顔めっちゃ赤いぞー?笑笑」
……
笑われたーーー!!!
私がしょんぼりしていると
山下が
「お前って、おもしろいなー笑笑」
まだ笑ってるし…
