吹奏楽部の恋愛事情
第1章 吹奏楽部へようこそ
「えっと。今日金管楽器をした人は、明日木管をしてください。」
「「「はーい」」」
「それじゃあ気をつけて帰ってくださいね。」
ガヤガヤ…
みんな次々と帰っていく。
「ねー真奈ちゃんっ。きんかんってなに?」
「金管はTPとかだよ。木管は今日したsaxとかのこと」
「じゃー暁センパイと居れないじゃんっ」
「まぁ。しょうがないんじゃない?」
「ぶー」
わたし、入部するし…
いろんな楽器しといた方がいいのか…
「じゃあまた明日ね。」
「うんっバイバーイ♪」
わたしと真奈ちゃんは途中から反対方向なんだよね。