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ヤクザの孫でも純粋です。

第1章   PROLOGUE



私は玄関に向かい、履き慣れた靴を
素早く履いて扉を開ける。


 「寝坊助、はよーさん」


 「結女ちん。おっはー」


 「結女ーッ。おっはろんっ♪」


扉を開けると、そこには私の大好きな
人達が待っていた。





















       君と
      出会ったのも

      桜が満開で
    はらはらと舞い散る
     この季節だったね



       この
       卒業式が
      終わったら
      私と君は―







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