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腕の中で

第2章 2



三年生になった。
担任は鉄平ではなくなった。


しかし夏は嬉しかった。

そっちの方が鉄平を思い出さない。





もう卒業だ。
卒業式の後に鉄平と話す事に決めた。
最後に鉄平と決着をつけたい。
そう思ったのだ。


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