とある隠れ変態の物語
第2章 子猫ちゃんといちゃこら
「侑里くん……そんな事言ったらどうなるか分かって言ってるの?」
ゆらゆらと揺れる瞳を除き込んで確認するように問うと、小さくこくりと頷く。
ホント淫らなんだから。
その様子に誘われてしまいながら心のうちで呟いた。
でも侑里くんはやっぱり負けず嫌いで。やられっぱなしな訳が無かった。
以下、会話抜擢。 尚輝攻め
「おにぃちゃ、あんっ、そこ駄目ぇっ」
「侑里くんなんてオレのアナル舌突っ込んだでしょ?ペニス舐める位何?」
「はぁ、はぁっ、口、入れてしゃべん、ない、でぇえっ」
侑里攻め
「ほら、ちゃんと足開いて下さい。オレのと擦れな いでしょ」
「いや、いい、いいって。そろそろオレおかしくなりそう」
「開いて下さい。ローション塗っちゃいますよ」
「もう塗ってるし!!ちょ、侑里くんっ……っひぁ 、あっ、君も十分えっちじゃないか!!」
「まぁ、兄程では無いにしても、こんなになってる尚輝お兄ちゃんをほっとけないでしょ」
「答えになってない答えになってない!!」
とまぁ、どんどん悪化し。 最終的には尚輝の下心が勝った訳だけれど。
結果、分かった事は。
侑里くんはものすごい負けず嫌いで、ものすごくえっちってこと。それと彼曰わく兄はオレを超えますらしいから、お兄さんはもういろいろとんでもない。
明日会うの、楽しみになってきた。