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とある隠れ変態の物語

第4章 お昼寝は子猫に囲まれて


侑斗さんの軽く膨張した息子さんがオレのに当たって危険なんだけど……。

とか思いつつ絡め返しちゃうんだからオレも悪いよね。

腰をゆるゆる動かされてどうしても反応しちゃう。



初対面の人にこんなことまでしちゃう自由奔放な侑斗さんって何か子猫みたいで。


そんなことを考えてたら、

すっごくすっごく可愛く見えてきた。


唾液と荒い息遣いが混ざりあってもうどっちのものか分からない。




こんなんじゃ、寝るに寝れない……。

でも昨日の寝不足を訴える瞼は重たくて。


それに気付いた侑斗さんはゆっくりと唇を離し、小さくお休みって呟いて優しく抱きしめてくれた。




オレを眠りの世界に誘うかのように、柔らかな声音で…………。

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