テキストサイズ

ポチのぺろぺろ体験記

第11章 初ヘルスっ! その5

ソープでなくてヘルスなので、風俗童貞を失うというのかどうかわからないけど、少なくとも口内発射童貞は捨てたと言っていいんじゃないか?

一通りしごききると、口をゆすぎにいく杏樹ちゃん。

戻ると、

一杯出たね、

と微笑むのがまた可愛い。

僕は2回戦もする精力ないし、時間も頃合いが良いので、これで終わりにして、シャワーをあびた。

初めてで勝手も分からないし、アメリカ出張でのスト○ップのことが頭に浮かび、

 いろいろとありがとう、チップとかって払ったりするの?

と聞いて見ると、
びっくりしたみたいに、

 全然。受付けで払った分で大丈夫だよ。

とのこと。

サービス内容のアンケートを頼まれて、そんな風に顧客サービスの向上とか意識してるんだなあ、と驚く。

この初ヘルス体験のおおまかな感想は、

 日本人ってどんな業界でも勤勉にきっちり仕事をするけど、
 風俗でもそれは一緒なんだなあ。
 国民性なんだなあ。

というものでした。

杏樹ちゃんは昼の仕事の都合で、しばらく地方に出張だそうだ。

また帰ってきたら、よろしくね、と伝えて、ホテルの前で分かれる。

(結局、なんだかんだで、この店で杏樹ちゃんとまた会うことはなかったのだが)

帰りの電車では、ついに一線を越えてしまったなあという気持ち、自分の彼女に対する罪悪感と共に、それでももう後戻りできないだろうな、という気が漠然としていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ