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にゃんと喘いでくれるよね

第11章 猫と迷子






揺れる揺れる



僕の心のように

僕を置いて進む。







…って僕

詩人みたいじゃん(笑)







なんてバカな事を考えながら

電車を乗り換え




普段なかなか座る事のできない

席に座る。








「あ…っ!



柳井くーん!」








ビクッ




まじかー‥






「し…白石さ…ん…



お…はよ…」 








はい。


バットタイミングガール参上。




「白石さんって(笑)




横いいかな?」






ちょこんっ




もう座ってんじゃねーか(笑)







「…もちろん」






「やったぁー!」

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